妻の浮気が発覚してから約5年。
これからこのブログに事の経緯を書いていくつもりですが、いろんなことがあり過ぎて何を書いていけば分からなくなってしまうくらいです。
とりあえず浮気に苦しんでいる方に参考になればと私の体験談を書いていこうと思います。
まずは妻の様子がおかしいと感じた時期にまで遡って時系列で書いていきます。
妻が突然塞ぎこむ
結婚して約20年が経った今から6年ほど前、リーマンショック以来仕事が激減して工場をたたまざるを得なかった私が自宅でネットビジネスを始めたころでした。
その時の我が家の家族構成は父親(84歳)、母親(78歳)、長男(高校生)、次男(小学生)でした。
妻は専業主婦なので両親と私の4人は一日中一緒に居ることになります。
私としては両親と同居しているので趣味のゴルフもやめてなるべく家にいて妻の力になれるように心がけていました。
とにかくその時の私は早く新たな仕事を軌道に乗せて家族を海外旅行にでも連れていけるようにと頑張っていました。
妻から浮気を疑われる?
自宅で仕事を始めて半年位経った頃からでしょうか、ある日突然妻から
「あなたって浮気すると分かりやすいよね」
って言われたんです。
私も
「何でそんなこと言うの」
って返せば良かったのに、何故か
「そうかな」
って答えたんです。
もちろん私は浮気なんてしてなかったし、それどころか結婚して以来浮気は一度もしたことはありません。
それくらい私は不器用な男なんです。
それでも妻は私を疑うんですよね・・・
おそらくですが、何かと疑い深い妻は私の行動を見て疑っていたのでしょうね。
妻が、寂しいと私に訴えてきた
しばらくは平穏な暮らしをしていましたが、ある日妻が寝室のベッドの上で目を開いたまま仰向けになっているのを見かけました。
その時なんか変な空気が漂っていましたが、そのまま放置してしまいました。
どうして放置したのかというと、「また怒ってるわ」って感じたからです。
妻はどうでもいいことで怒るところがあり、私も持て余した部分もあったからです。
何か声をかけてくれるだろうと思っていたのでしょう、妻は私の所に来て
「寂しい」
と訴えてきたのです。
私は驚いてどうしたらいいのか戸惑いましたが、とりあえず
「寂しがらせてごめんね」
と言っておきました。
その時妻に理由を聞けば良かったのですが、夫婦の間では自分で考えなければいけないという空気があるため自分で考えることに。
正直私はこういったことが苦手でよくわかりませんでしたが、おそらく家事を手伝ってほしいのだろうと判断し、
「今度2人で餃子を作ろう」
と提案しました。
私としては少しでも時間があれば仕事に集中したかったのですが、妻がこうなってしまっては仕方がないです。
レシピは私がネットで探して紙に印刷。
そのレシピを見ながら餃子を作って家族で、
「こういうのもたまには良いよね」
なんて話しながら楽しく食べました。
しかし妻はこのようなことを望んでいなかったようで、
再び私のところに来て
「あなたがしてくれるというのはこれ?」
「もっと相手の気持ちを察して行動してよ」
って訴えてきたのです。
私は内心
「せっかく仕事で忙しい中力になってあげたのに」
と思い
「これ以上できない」
とブチ切れてしまいました。
すると妻は寝室に行って泣きながらふて寝していました。
もちろん私も怒っているのでそのまま放置。
セックスレスが夫婦の間に亀裂を生じさせた?
今思えば、妻はおそらくセックスレスのことを言っていたのだと思います。
というのも、もともと私が淡白なこともあって、3ヶ月ほどセックスレスになっていたからです。
そのことを不満に思っていたのでしょう。
加えて仕事柄主婦とメールやスカイプでやり取りすることが多く、そのことを妻も知っていたことも不安要因の一つだったのかもしれません。
今思えばセックスレスが原因と判断できますが、当時妻から求めてくることがなかったので、お互い淡白なんだからセックスレスでも問題ないと思い込んでいました。
新婚当時は妻からも
「やりたかった」
って話していたので恥ずかしくて言えないなんてことはあり得ません。
妻が突然パソコンに日夜貼りつく
そんな騒動が落ち着いたある日、妻が自宅にあった3台のパソコンのうち一台のパソコンで「アメーバピグ」を始めたのです。
アメーバピグはネット上に畑を作り、他のメンバーが水やりをしてくれたり、またはしてあげたりとコミュニケーションを広げるゲームみたいです。
その一環でチャットができるのが特徴なんですが、誰とでもチャットができるのを利用して“エサ”を蒔いていたのが今回妻の浮気相手となった間男でした。
それまで中学生だった次男が「アメーバピグ」で遊んでいたのを見ていたのがきっかけで始めたようですが、これが凄い楽しいようで、日曜日ともなると朝から晩まで1日10時間もキーボードを叩いているのです。
平日は夕食後に家族でテレビを見ていると1時間に一度の割合でパソコンの所に行ってはキーボードを叩いて1時間くらいは戻ってきません。
深夜になってもキーボードを叩く音が寝室まで聞こえてきて、夜中の2時くらいまで毎日やっていました。
こうした妻の行動は子供たちの教育に良くないと窘めたんですが、妻は聞く耳を持つことなくキーボードを叩いていました。
後から判ったことですが、これが間男との最初のやり取りだったようです。
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