訴状

妻が家を出てから全ての家事をこなす必要に迫られ、今後のことが不安になりましたが、とにかく今は家事をこなすしかありません。

何事も成るようになるので・・・

弁護士とのやり取りで今後の流れを決め、訴訟に向けて様々な書類を作成しなければならないようです。

妻に家を出ていかれ、いろんなことが頭の中を巡る状態で弁護士とやり取りしても、正直入ってきません(´;ω;`)ウッ…

裁判なんて軽く考えていましたが、意外と面倒くさいことを初めて知ることになります。

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間男への訴状を確認

数日後、今度は間男へ送る訴状(下書き)がメールで届き、中を見てみると何やらこ難しい文言が・・・

被告 間男の名前

損害賠償請求事件
 訴訟物の価額 330万円
 貼用印紙額 2万2000円

この後に「請求の趣旨」と「請求の原因」「原告の損害」「交渉経過」「結論」

が書かれていました。

詳しい内容は長くなるので省略しますが、一応全て確認して、確認済みの旨を弁護士に連絡しておきました。

これが訴状というものなのか・・・

初めて見るだけに別の世界を見ているような感覚です。

とりあえず確認して弁護士に送り返しておきました。

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間男に訴状を送ったと弁護士から連絡が入る

訴状を確認してからしばらくして、弁護士から「間男に訴状を内容証明で送り受け取ったようです」との報告が電話でありました。

やっとここまで来たか・・・

間男はさぞ、ビビっているんだろうな・・・

と感じる反面、何でこんなことになってしまったのか・・・何ともやりきれない気持ちになりました。

しかし、行動に移してしまったいじょう、後戻りはできません。

今は事の推移を見守るしかありません。

とにかく自分がやるべきことを前に進めるだけです。

間男側弁護士から担当弁護士に連絡が入る

しばらくして担当弁護士から連絡が入り、間男が弁護士を立ててきたとのこと。

まあ想定内のことですが、今後は弁護士同士のやり取りが始まります。

その時裁判に関しては全て弁護士に任せて、私は高みの見物でもしておけばいいのだろうと思っていました。

ところが相手とのやり取りの中で間男の言い分に対しての反論文は自分で作成しなければならないと言うのです。

私は担当弁護士の質問に対して答えていけば適当に反論文を作成してくれるものとばかりに思っていたのでびっくりしました。

文章力に乏しい私も仕方がないので受け入れるしかありません。

そうこうしているうちに相手側の弁護士から反論が届いたようで、担当弁護士から連絡が入りメールで届きました。

早速反論文の中身を見てみると、

「私と妻の結婚生活はすでに破綻していて、不貞行為にはあたらない」

と書かれており、他には私に対する妻の不満がいくつも綴られていました。

その不満内容というのが何とも小さなもので明らかに後から考えてものであることが見え見えです。

私は浮気はもちろん、暴力も振るったことは一切なく、ギャンブル、酒、借金も無いし、給料も全額妻に渡していました。

この反論文に対してこちらの反論文を作成して担当弁護士に送っておきました。

その後何度か相手弁護士とのやり取りの末、お互い一歩も引かないので、私と間男が法廷で決着をつけることとなります。

裁判にあたって弁護士とのQ&Aを記憶

弁護士からメールで「尋問事項」が送られて来て、中身を見てみると弁護士の質問に対して私が答える形で書かれた書類でした。

妻との過ごした日々の言動や、浮気に至る細かな行動が質問に書かれています。

これは弁護士の質問に私が回答をする形になっていて、全て自分で書かなければなりません。

おそらく今までの経緯はすでに弁護士に話していたので、裁判に至ったときに裁判長に伝える内容を質問にして私が答える形でまとめようとしたのでしょう。

私は弁護士に依頼すれば面倒なことは全て弁護士がやってくれるものだと思い込んでいたので、私自身で書かなければならないのは驚きでした。

とはいえ私に間違っているのか確認のために送られてきた書類なので、とりあえず全てチェックして弁護士の送り返しておきました。

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裁判所出廷準備

裁判所

法廷での準備として担当弁護士とのやり取りがあるとのことで、質問に対しての回答を覚えるように要求されました。

裁判というのはメモを読んでおけば済むだろうと安易に考えていた私はびっくり!

何とこちらの弁護士との尋問でもメモを見ることは禁止されているようなんです。

全部覚えろと言われても、記憶力の悪い私にとって至難の業(´;ω;`)ウッ…

しかしルールはルール。

裁判に勝つにはしっかりと覚えて間男に責任を負わせなければ・・・

次回に続く

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