ラブホテル

これまでのパターンで妻が間男に会いに行く曜日が予想されるようになり、前日に〇〇〇探偵社に連絡して尾行を依頼しました。

時期は確か5月ころだったでしょうか、当日朝7時ころ妻は家を出ました。

何とか尾行がうまくいけば良いが・・・と思いつつ、〇〇〇探偵社の連絡を待つとともにGPSを確認していました。

すると車は公園の駐車場でいったん停まっているようで、これは会社に出勤するパターンです。

どうやらこの日は“ハズレ”だったようで、しばらくしてから〇〇〇探偵社より電話連絡があり、「奥様は公園の駐車場に停まっていますがどういたしましょうか?」と。

「今日はとりあえずやめましょう」と伝えて、その日の尾行はいったん終了で、翌日にかけることに。

ところが妻の行動は翌日も同じで、今週は会うことは無く来週にかけることにしました。

そして翌週の当日直前になってGPSのバッテリーが切れたようで、機能しなくなっていました。

仕方なく〇〇〇探偵社からの連絡を待ってから状況判断で尾行をどうするか決めようと思っていました。

ところが何時になっても〇〇〇探偵社からの連絡が無いので、ひょっとしたら尾行をしている最中なのか?と考えた私は妻の車が駅のコインパーキングに停めてあるのか確認に行きました。

するとなんと妻の車が停めてあるではありませんか!

これはきっと〇〇〇探偵社が尾行しているんだと思い込み、「やっとこれで次に進める」とホッとしていました。

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勝手に尾行を打ち切ってしまった〇〇〇探偵社

探偵社からの電話連絡

〇〇〇探偵社の尾行は成功して証拠の写真は撮れたのだろうかと連絡を心待ちにしていると、翌日連絡が来ました。

私はてっきり尾行に成功したとの連絡かと思いきや、〇〇〇探偵社からは意外な言葉が・・・

「尾行しましたが会社方面に向かったので尾行を打ち切りました」

とのこと。

私は実際にコインパーキングに確認して間男に会いに行ったと確信していたことを〇〇〇探偵社に伝えると、探偵社は、「奥様の車が会社に向かって走っていた」との一点張りです。

私は「尾行終了の判断が早すぎる」と苦情を言うも、〇〇〇探偵社は「こちらの判断ですから」を繰り返すばかり。

さらに〇〇〇探偵社は着手金27万円の枠が残り少なくなってきたというので、10万円の追加要求をしてきたのです。

私はそこでこの〇〇〇探偵社は明らかに着手金目的であることを確信し、とりあえずは着手金10万円追加の要求は保留しておきました。

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結局最初に相談した誠実な探偵に申し込む

探偵に相談

〇〇〇探偵社に不信感を抱いた私は、どうしようかと思い結局他の探偵に相談しに行きました。

計2社の探偵に相談に行きましたが、どこも「難しい案件」と軽くあしらわれ途方に暮れることに・・・

そこで改めて最初に相談した探偵に電話をしてみたところ、再度相談に乗ってくれるということで後日向かうことにしました。

後日探偵のマンションに向かってこれまでの経緯を正直に話し、とりあえず〇〇〇探偵社には調査報告書の提出を求めてくださいと指示を受けました。

聞くところによると調査を行った場合は調査報告書を提出する義務があるとのこと。

調査報告書の内容によっては代金を取り戻せる可能性があるのだそう。

早速〇〇〇探偵社に調査の終了と調査報告書の提出を要求しこちらからとりに伺うと連絡すると、郵送なら早いがとりにくる場合時間がかかるという意味不明な説明をされます。

どうやら〇〇〇探偵社にとっては取りに来られると困る様子。

しかし、郵送だと妻にバレる可能性も否定できないため、こちらから取りに行くとして強引に要求したらしぶしぶ了解しました。

そして数日後〇〇〇探偵社から連絡があり調査報告書ができたとの連絡があったために取りに行くことに。

自宅に戻って確認したら、公園で停まっている妻の車やコンビニに入る妻の姿の動画が収められたDVDと、ファイルには各静止画像と妻の行動について書かれていました。

何ともしょうもない動画と調査報告書でしたが、とりあえずはこの報告書を相談中の探偵のところに持っていきました。

探偵は調査報告書を見ましたが、不正は見つからなかったようで、結局代金を戻すのは困難なようでした。

仕方がないですが高い授業料だったと思ってあきらめることにしました。

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今後の調査を探偵と相談

こうなったら何としてでも浮気の証拠を掴むしかありません。

探偵と相談して難しい案件ということは最初に聞いていたので、これまでの経緯からより慎重に調査してもらうことにしました。

どうやら探偵同士の横のつながりで調査をするようで、これに期待するしかありません。

そしてこちらも妻のパターンをより詳細に調査して尾行の日時を特定できるようにしました。

それから2か月くらいにかかりましたが、最初の日時指定を探偵に連絡します。

そして当日私の予想は見事に的中し尾行が始まります。

逐次探偵から連絡が入り、妻の動向を教えてくれます。

妻は新幹線に乗り1時間ほどかけて○○駅に到着。

ここまでは順調にいっていましたが、思わぬトラブルに巻き込まれます。

何と間男はバイクに乗ってきたのです。

しかも道路は渋滞。

探偵はタクシーで尾行するもどんどん離され、やがて見失ってしまいます。

次回に続く

前の記事:第8話:間男を訴えようとしたが証拠が無い
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