妻のスマホを見れば全てが判ると確信した私は、早速バックアップデータを抜き取る手段を試みることに・・・
故障したとされる妻のスマホのバックアップデータがパソコンのどこかに保存されていることは判っていたので、どうしたらいいのかネットで調べてみると、バックアップデータを抜き取る方法が解説されているサイトを発見。
しかしそれには専用のソフトが必要のことで、定価は1万円以上はしたと記憶しています。
あまりお金は使いたくなかったのですが、他に方法が見当たらなかったのでやむを得ず購入。
ネットでダウンロードでの購入なので早速、操作を開始。
ただ、バックアップデータを保存してあるフォルダを特定しなければなりません。
妻はこうしたことに知識がほとんどないため、バックアップは携帯会社のスタッフに従って操作しているはずです。
そこで私は自分のスマホのデータをバックアップして、データがコピーされているフォルダの場所を特定することを試みることに。
バックアップデータがコピーしてある場所の特定に成功!
私の予想は見事に的中!
案の定妻のスマホは、私がコピーしたフォルダと同じ場所に保存されていました。
これで準備完了です。
あとは購入したソフトでフォルダからバックアップデータを吸い取るだけです。
ただし、ソフトのマニュアルを見ると「プロテクター」にチェックが入っていると吸い取っても表示ができないとされていました。
フォルダにはそのチェックが入っていました。
これはダメかも・・・
と感じましたが、ここまで来て諦めるわけにはいきません。
ダメもとでソフトを操作してバックアップデータの表示を試みると・・・
何故か表示に成功して中身は全て見ることができました。
間男は50代のお腹の出っ張ったパンチパーマのおっさん
そこに写っていたのは、デブで時代遅れのパンチパーマをかけた年のころは50代の不細工なおっさんでした。
腕を組んでいたり間男の手が妻の方にかかり寄り添う姿。
楽しそうにテーマパークで戯れている姿が数枚保存されており、それを見た私は頭が真っ白になって生まれて初めてといえるくらい大きなショックを受けました。
「死にたくなる」というのはこういうことを指すのでしょうね。
本当にお先真っ暗って感じです。
写真のほかにはメッセージのやり取りが数個あり、家族でスキーに行ったときに私が運転している横でやり取りしていたことも発覚。
結婚して以来呼び捨てしたことが無い妻に対して、間男は堂々と呼び捨てにして、挙句の果てには「愛してるよ」だと。
また、毎晩9:00に寝室に籠って電話していたことも記録に残っており、時間も深夜に及び、中には朝まで繋ぎっぱなしであったことも。
写真やメッセージを見ると妻は間男にかなり夢中になっていることがうかがえます。
とにかくこれは何とかしないといけないと思った私は、妻がパートから帰ったら問いただすことにしました。
こういう時はどうしたらいいのかネットで調べたり質問したりしていくつかのアドバイスを受けました。
とりあえず、問いただしている様子を録音して、後から「言った言わない」ということが無いようにすることに。
寝室にあるパソコンの録音機能をオンにして準備は完了です。
妻に問いただすも逆切れ
妻が帰宅後に夕食の準備をはじめ、いつ問いただそうかと思った私は、とりあえず食後の支度が終わりしだい問いただすことにしました。
先に食べ終えた私は先にパソコンの前に座ってすぐに画像やメッセージのやり取りが表示されるようにセッティング。
夕食の後始末を終えた妻はいつも通り寝室にやってきたときに声を掛けました。
ちょっといいかな
何?
私はストレートに聞いてみました。
浮気しているよね。
はぁ?
妻は何とも言えない表現で否定します。
じゃこれ何?
私はすかさず間男との画像を見せます。
すると妻はPCに顔を近づけてしばらく眺めていました。
見終わった妻は冷静を装うように、口を開きます。
私のスマホ見たの?
ああ
すると妻は堰を切ったように私に対して言ってきます。
これまで何度も何度もあんたにはいってきたのに、ことごとく無視したのはあんたの方じゃないの!
私は何のことだか分からず、
どんなこと?
と聞くと、一瞬間が開いた妻の口からは、
高い位置の窓を拭いてくれなかったじゃない!
それを聞いた私は、確かに高い位置の窓が脚立の上に立つのが怖くて拭けなかった事実はありました。
しかしこんな理由で浮気したという話は聞いたことありません。
そんなことで?
明らかに戸惑っている様子の妻は
それだけじゃない、いろんな小さいことの積み重ねよ!
妻の言い分を聞いた私は、とりあえず現実を受け入れ、妻に対して、
相手の男には必ず責任をとってもらう
と言うと、妻は
無理無理、あの人お金ないから
と言ってのけるのでした。
今思えば他のいい方があったよなあと自分の言い方に反省。
こんなやり取りがあってその場は収まりましたが、しばらく様子を見ることに・・・
しかしその後に待っていたのはとんだ修羅場だったのです。
次回に続く
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