第二話でお話しした妻の風邪によるスキー旅行のキャンセルでアメピグを止めるだろうと思いきや、その後も毎日朝から晩までパソコンの前に座ってキーボードを叩きまくり。

もうここまでくると何を言っても聞く耳を持ちません。

半ばあきらめていたところ、幸運?にもパソコンが故障してネットが出来なくなってしまったのです。

これであきらめるだろうと思っていたのですが、妻はどこかに外出していったのです。

当時は携帯で居場所が分ったので調べてみたら、何と「ネットカフェ」に居るではありませんか!

もうここまでくると病気です。

今考えればよほど間男に夢中になっていたのでしょう。

そのとき私が考えたのが、妻をかまっていなかったのいけないのかなあ?と

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妻と2人でドライブに

これだけアメピグに夢中になるのは私が仕事に夢中になりすぎて妻をかまっていなかったのではと考えた私は、久しぶりに妻とドライブに行くことにしました。

本来なら少しでも仕事をして家族のためにも軌道に乗せたいと思っていたんですが、夫婦関係がおかしくなっては元も子もありません。

それとこの時点で1年もセックスレスが続いていたので、私にも負い目があったのです。

自宅から50km離れた場所に観光に行き、昼食や買い物を済ませて久しぶりの夫婦水入らずの時間を過ごしましたが、妻の様子が何となくおかしいのです。

「心ここにあらず」

といったところでしょうか。

そこで私は観光地から自宅に向かう途中、インターチェンジ周辺に差し掛かったところで久しぶりにラブホテルに誘おうとしました。

しかし、「心ここにあらず」の妻の顔を見るとそんな雰囲気になれず、結局誘うことはありませんでした。

今思えば強引にでも誘っておけば良かったのかなあと後悔しきりです。

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姫路に友達と日帰り旅行と嘘をついて間男との付き合いが始まる

その後もドライブに行きましたが、やはり妻の様子は変わりません。

そうこうしているうちに2ヶ月くらいが経過した秋も深まったある日、妻は

「月に一回程度友達3人と姫路に日帰り旅行に行きたい」

と言い出したのです。

その頃は息子が大学受験を控えた時期で家族旅行は控えていたのに

「日帰りならいいのかよ」

と思いましたが、妻が元気になれるならいいかなあと思い承諾。

私ははじめての日帰り旅行の際に現地で写真を撮ってきてほしいとデジカメを渡しておきました。

当日朝7:30の電車に乗るために駅まで送り、帰りは夜10:30に迎えにいくことに。

初めての日帰り旅行での写真が不自然

私が初めての日帰り旅行で現地での写真撮影を頼んだのはネットビジネスで使えるからで、何でもいいので適当に撮影してきてほしいと頼みました。

そして旅行から帰ってきた翌日、デジカメに納められていた写真には友達や自分の写真は一切なく、風景や建物だけの何とも旅行らしくない写真ばかりだったのです。

元々妻は写真を撮るときは必ず人物を入れることは判っていたので、ここでも違和感しか感じませんでした。

そのとき追求すればよかったのですが、普段の妻とは違うことなども考慮してあえて追求しませんでした。

後で判ったことですが、これが間男と初めて会った日だったのです。