間男がバイクに乗ってきたことで探偵の予想が外れてしまい、見失うことになってしまいましたが、その連絡を受けた私は内心「それくらい想定していなかったのか?」と思いました。
しかしここで諦めてしまっては、またお金の無駄になります。
そこで探偵と協議したところ、次回はバイクで尾行することにして駅で待機させるとのこと。
そして一か月後再度尾行が始まります。
ラッキーなことに私の予想はぴったりと当たり、妻は電車で間男が待つ駅まで向かっていきました。
そして待機していたバイクに乗った探偵の尾行が始まります。
そして数時間が経過して私のところに報告が入りました。
その内容とは、「尾行は成功しラブホテルの出入りの瞬間は撮影できなかったが、駐車場にバイクが停めてあったのを撮影することに成功した」とのこと。
その報告を受けて私はホッとしたと同時に「やっぱりか」と何とも複雑な気持ちになりました。
証拠写真を確認しに探偵事務所に出向く
後日探偵事務所から連絡が入り、とりあえず写真を確認してほしいというので探偵事務所まで出向きました。
そして探偵からは尾行の経過報告がありました。
尾行はバレることが無いようにかなり距離をとって尾行をしたたとのこと。
普通なら時間的にも昼だったのでどこかのレストランに行くと思ったら、そのままラブホテルに直行したとのこと。
そしてラブホテルに行くまでにわざと細い道を走っていたみたいで乗用車では尾行できなかっただろうとのこと。
つまり間男は尾行を警戒していたのではないかとみられ、まさに確信犯と言えます。
結婚前に妻とデートしたときには会った直後にラブホテルに直行なんてことは無かったのに・・・
正にセックスだけが目的の男女で、妻の変わりように驚きました。
そして探偵事務所で見せられた写真には妻の姿がはっきりと映っています。
間男はヘルメットを被っていて顔は確認できませんでしたが、スマホに保存されていた間男の画像から体系的には間違いないでしょう。
私はラブホテルに出入りする瞬間の写真が無いけど証拠になるのかと尋ねたところ、弁護士と協議したところ問題ないとの回答を得たそうです。
高額な費用にびっくり
そして最終的には費用の問題になりますが、着手金も含めて最初に50万円を支払っていましたが、今回証拠写真が撮れたということで30万円の追加料金を請求されました。
バイクに乗ってきたことが想定できなかったことは差し引くものと思っていましたが、なんとそれも含めて30万円の追加料金を請求されたのです。
証拠を掴むまで80万円の費用がかかってしまいました。
探偵社がいうには証拠と引き換えに追加で30万円ということだったのでしぶしぶ支払うことに。
もっとも巷ではこういった尾行は100万円を超えることはザラにあると聞いていたので80万円でも安かったのかもしれませんが・・・
弁護士と今後のことを協議
その後探偵から紹介してもらった弁護士事務所に出向き今後のことを協議することに。
後から知りましたが、その弁護士は地元では有名な弁護士事務所のようで、かなり良心的な対応をしてくれるとのこと。
こうして探偵と弁護士は深いつながりがあるのだなあと改めて実感。
私にとって探偵も弁護士も初めての経験なので、ちょっと不安でもありましたが、一応担当の弁護士が決まりこれから手続きが始まります。
これまでの経緯と夫婦関係のことを聞かれ、妻が浮気に走った要因を探っているようです。
その中で私が弁護士に聞かれたことが、
「浮気が発覚したとき理由は何て言ってましたか?」
だったので私は、
「優しい言葉をかけてくれないと言われました」
と答えました。
弁護士は何とも不思議そうな顔をしていましたが、本当にそれくらいしか言ってなかったのです。
暴力をふるうでも無く
暴言を吐くでもなく
借金も無く
嫁と姑のもめごとでは常に妻の味方になってかばってきたつもりです。
もちろん私は浮気をしたことはありません。
それと私は非常に照れ屋で、優しい言葉をかけることが大の苦手だったので、態度で優しくしているつもりでした。
ただ、一つだけいえることは、自営業を畳んで新たに事業を起こして間もなかったことや軌道の乗れなかったために収入がゼロだったことくらいです。
しかし、我が家では貯えが金融資産だけで7千万円ほどあり、家賃収入も含めて月に30万円弱の収入があったので生活に困ることはありませんでした。
こんな状況で妻の浮気が正当化できるものでしょうか?
私にしてみれば妻は軽い気持ちで浮気に走り、バレたので自己保身のために私のせいにしているとしか考えられません。
さあこれから間男への損害賠償訴訟が始まります。
次回に続く
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