妻の行動がおかしくなってきてからというもの、何となく妻の行動が私と私の母に対して攻撃的になってきました。
冗談を言っても無反応、お風呂上がりのバストに触れようものなら
「触らんといて」
と言ってあからさまな拒否。
義母に対しても
「電気がつけっぱなし」
だとか、
「言い方が気に食わない」
だとか、ことあるごとに私に文句を言ってくるのです。
しかし、電気代は同居を機会に母親が支払ってくれていることや、アルツハイマーの診断を受けていることなど、怒る必要のないことなのです。
今から思えば妻は私が憎くてしょうがなかったようで、
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」
を地で行ったことなのでしょう。
妻は常にイライラしている様子が伝わってきていたことで何かしら対策を立てねばとスキー旅行に連れていくことになりました。
スキーに行っても頭の中は間男にことばかり?
家事から解放されることで少しでもイライラが改善されればと思い、毎年行っていたスキー旅行に次男も一緒に連れて行きましたが、私が運転中にもなぜかスマホをいじってメールでやり取りしている様子。
後で判ったことですが、この時に間男とメールでやり取りをしていたのです。
何も知らなかった私は当時、仲のいい友達とやり取りしているものだとばかり思っていました。
夫に運転させてその横で堂々とよその男とメールのやり取りするとは、これが判ったときには本当に人間不信に陥りました。
これだけではありません。
ホテルで入浴した後食事を終えて家族3人で寝ているときに、妻は
「もう一度温泉に入ってくる」
と言うと部屋を出ていきました。
それから1時間くらいたったでしょうか、戻ってきて布団に入るとそそくさと寝てしまいました。
長風呂はしない妻が1時間も温泉に浸かっていることなどありえないと疑った私は、部屋を出ていき誰かと電話していたのだろうと察しました。
こちらも後で判ったことですが、予想通り間男と連絡をとっていました。
助手席でのメールのやり取りといい、こっそり部屋を出ていき間男と連絡をとるなど、家族でスキー旅行に来ているにもかかわらず頭の中は間男のことでいっぱいだったようです。
ここまでくると私のことなど邪魔でしかなかったんでしょうね。
寝室でテレフォンセックスしていた妻
気晴らしにと提案したスキー旅行に行けば、私や義母への態度も少しは良くなると思いましたが、良くなるどころか益々悪化していきました。
これは行動を起こさないといけないと思った私は、とりあえず寝室にあるパソコンのマイクをオンにして、夜9時から寝室に籠って電話をしているところを録音することにしました。
内心はこんな盗聴みたいなことはしたくなかったのですが、妻がかたくなに隠しているので仕方ありません。
そして次の日に録音された人室での電話ですが、驚いたことに内容はヒソヒソ話と喘ぎ声だったのです。
そうです電話というのはテレフォンセックスだったのです。
私は一瞬耳を疑いましたが、何度聞いても同じです。
いったい誰とテレフォンセックスをしているのだろうと考えてみましたが、俗にいう「テレクラ」ではないかと。
テレクラなら電話するだけなら料金がかからないのでケチな妻にとっては好都合です。
私にとっては相手がテレクラで遊んでいる男であればさほど心配は無いのですが、これが浮気となれば大問題です。
とにかくテレフォンセックスの相手が誰なのか?
これから私の“取り調べ”が始まります。
狙うは妻が使用しているスマホ
しかし、妻は寝ているときもスマホを握っています。
この状況で寝ている妻からスマホを取り上げなくてはなりません。
寝たら起きない妻であれば簡単ですが、ちょっとしたことで起きてしまう恐れのある妻だとそれは危険です。
そんなことを考えているうちに数日が過ぎ、ある日チャンスが訪れます。
それは、妻が新しいスマホに買いか換える時でした。
ソフトでスマホのバックアップを取り出す
妻が何やらでパソコンの前で電話をしていて何やら業者とやり取りをしている様子。
妻は片手にスマホを持ちながら電話しているということは、スマホについて教えてもらっているみたいでした。
その時にパスワードの声が聞こえたので近くに行ってみると妻は
あっち行って
と私を退けます。
私は仕方なくその場を立ち去りましたが、後で妻に聞いてみるとスマホが壊れたので新しいのと買い替えるのでパソコンにバックアップをとっていたとのこと。
その時私は何としてでもバックアップを取り出すしかないと心に決めたのでした。
次回に続く
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